コーチングの魅力

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コーチングとは?

コーチングとは、クライアントの中に答えがあるという信念のもと、クライアントの根底にある考えや感情を引き出し、自己理解を手助けする手法です。コンサルティングと同じようなイメージを持つ方もいますが、むしろその二つは対極にあるとも言えます。なぜならば、コンサルティングの場合、サービス提供者(コンサルタント)が自分の知識や経験からクライアントにアドバイスをするのに対し、コーチングでは、同じくサービス提供者であるコーチがアドバイスをすることは基本的にないからです。

コーチは何をするの?

コーチがすることは、オープンエンドの(Yes/Noで答えられない)質問を繰り返すことにあります。クライアントはコーチから投げかけられる質問に(時にそれは普段は考えないようなものとなりますが、)答えるために思考を巡らせます。そのプロセスの中で、または実際に答えを発しているときに、自分の中にある潜在的な考え方や、行動に結びつく根幹的な思考の癖に気付くことができるのです。そのため、コーチのクオリティ=質問のクオリティと言っても過言ではないでしょう。

コーチングの醍醐味は「Aha Moment」

コーチの質問に答えていく中で、「今、話しながら思ったんですが・・・」とクライアントが自分のことを深く理解したり、新たな発想を得る瞬間があります。それを英語で「aha moment」と呼びます。日本語だと「あ、と気づく瞬間」と言った意味です。自分で自分に無意識に送るアドバイスといった側面があります。そしてそれは自分の中で出てきた答えだからこそ、最も納得感があると言えるでしょう。この「aha moment」こそコーチングの醍醐味であり、クライアントにとってもコーチにとってもとても嬉しい瞬間です。

コーチは示唆も提供する

実はコーチは質問を繰り返すのみならず、示唆を提供することもあります。それは、自分の体験を話すというよりも(主役はクライアントのため、それは基本的にしません)、クライアントと話をしながら得た直感を共有するといった具合です。

しかし、それをするにはまずクライアントの許可を得ます。例えば、「話を聞きながら私も感じたことがあるのですが、共有しても大丈夫でしょうか?」といった形でクライアントに問いかけ、クライアントが承諾して初めてコーチは考えていることや感じたことを口にします。それはアドバイスでもなければ、正しい答えでもありません。それをどう捉えるのかは100%クライアントの自由です。

そのため、コーチは意見する前に「間違っていたら、間違っていると遠慮なく言ってください。」といった前置きをすることが多々あります。

こうしたコーチの意見というのは、クライアントが考えをまとめたり、新たな考えを出したりするきっかけに過ぎないのです。

クライアントとコーチの関係性

コーチはクライアントと共に最適な将来のビジョンや目標を描き、実現する方法を考えます。また、それを阻む障害を明らかにし、クライアントが目標を達成するための行動計画を一緒に立案していく役割を担います。そのため、一定期間にわたる人生の伴走者と言えるかもしれません。

似て非なるセラピー・カウンセリング・コンサルティングとの違い

コーチングと混同されやすいセラピー・カウンセリング・コンサルティングの特徴や違いは以下を参照ください。

アメリカで最高のコーチングスクールの一つであるiPEC Coachingから認定されている唯一の日本人男性コーチ

最後に私自身の自己紹介をさせてください。

私はアメリカで最高のコーチングスクールの一つであるiPEC Coachingから認定されている唯一の日本人男性コーチです。

アメリカの大学を卒業し、日系最大手日用品メーカーの営業経験を経て、世界トップクラスの外資マーケティングリサーチ会社や世界最大規模の外資人事・組織コンサルティング会社に勤めてきました。

コーチングを通し、その相手が自分の根底にある考えや感情とそれに伴う行動を自覚し、新たな着想を自分の中に得て、理想的な自分になるために自己変革していく姿ほど嬉しいものはありません。自己肯定感が世界で最も低いと言われる日本人の一人でも多くの人が、自分自身のことを受け入れ、好きになり、目標や夢をどんどん叶えていけるような社会づくりに貢献したいと考えています。