【なんでこの人はこんなに優秀なの?】最大の差は能力ではなく〇〇
あなたの職場にも圧倒的に仕事ができ、かつ人望も厚い人がいないでしょうか。羨ましいな。あの人みたいになりたいな。と思ったりするものです。ではその方とあなたにはどれだけの差があるでしょうか。
知識量、経験値、コミュニケーション能力、プレゼン能力、会議での発言の質、様々な要素で具体的に比較してみてください。ひょっとすると冷静に考えてみると、それほど圧倒的な差はないかもしれません。
優秀な人を優秀な人と思う理由はソフトスキルにある?
では、その人を優秀だと思う理由を考えてみてください。人との接し方、仕事と向き合う姿勢、プライベートの充実感など、実は一見数値化しづらいもの、いわゆるソフトスキルだったりしないでしょうか。そういった方とあなたとの違いはひょっとすると仕事の能力ではなく、わずかな捉え方の違いかもしれません。
誰もが持つ7つのレベルのエナジー
私が卒業したアメリカで最高のコーチングスクールの一つとされるiPEC流には、エナジーの違いとも言えます。今回は優秀とされるリーダーに現れやすいレベル5のエナジーについて説明します。一人ひとりには7つのレベルのエナジーがあり、これまで聞いてきたこと、見てきたもの、感じたものなどからご自身のエナジーの構成、つまり価値観が形成されています。
レベル5のエナジー=チャンスを見出すエナジー
このうちレベル5は、どういった場面にもチャンスを見出すエナジーです。他の人が自分には無理だ、私たちのチームには叶えられそうもない、と思うことでも、きっとやり方はあるはずだ。これは何かのチャンスだ、といった見方をします。この些細な捉え方の違いが積み重なると大きな行動の違いを生んだりするのです。
またレベル5のエナジーが現れるとき、自分さえ良ければという発想ではなく、win-winを目指します。自分も周りも一緒に成し遂げよう、乗り越えよう、という姿勢だからこそ、人望が集まるのです。
そんなポジティブに考えることなんてできない。と思う方もいるでしょう。心配は要りません。なぜなら、繰り返しになりますが、誰もが平等に7つのレベルのエナジーを持つからです。そういったエナジーを持ち出すには、過去の類似経験を思い出すことがヒントとなる場合があります。
あなたが学生のときでも、社会人になってからでも構いません。誰かとあるいはチームで何かを成し遂げようと挑戦したことはないでしょうか。そのとき、どんなことを考えていたでしょうか。この仲間と一緒に困難を乗り越えたい。自分ができることを最大限行って貢献しよう。そんな思いがあったかもしれません。だからこそ、逆境をはねのけるために、周りを励ましたり鼓舞したりしていたはずです。これこそがレベル5のエナジーです。
では、そのときの自分で今の仕事に向き合ってみたらいかがでしょうか。違う景色が見えてきませんか。ピンチはチャンス。どんな問題にも解決策はある。そんな風に捉えていたら、まさにレベル5のエナジーの現れです。
ちなみに、どのエナジーも平等に大切なもので、優劣はありません。どのエナジーも目的があって存在していてかけがえのないエナジーです。それを踏まえた上で、より高いエナジーを意識的に持ち出せる人のほうが、統計的に仕事でもプライベートでも満足感を実感しやすい傾向にあることも事実です。
次に仕事がうまくいかなかったり、ピンチを迎えたりした場面で、心からそう思えなくても、一度「これはチャンス」と心の中で自分に言い聞かせてみてください。それがあなたが尊敬する優秀な人と同じ目線で考えるきっかけになるかもしれません。
一人で自分を鼓舞することが難しければビジネスコーチに相談
自問自答を繰り返す中で自分のモチベーションが上がればベストですが、新しい習慣を身に着けることは時に困難が伴うこともあります。将来的に一人でできるようになるためにも、一度ビジネスコーチに話をしてみるのはいかがでしょうか。
コーチの役割はあなたに何かを教えることではなく、質問をする中で、あなたの中から答えが見つかることをサポートすることにあります。新たな発想や解決策が浮かんだりする瞬間を「aha moment」と呼びます。これこそコーチングの醍醐味です。
iPECのコーチは他のコーチにはできない、7つのレベルのエナジーをベースとしたコーチングを提供することができます。日本人男性では2024年1月時点において私しかいません。無料の体験コーチング(60分)も行っておりますので、興味のある方は以下よりお気軽にお申込みください。
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