【~過ぎは危険】モチベーションが持続する3つの目標を立て方
度々目標を立てるものの途中で挫折してしまう。三日坊主の癖がある。すぐに諦めてしまう自分に嫌気が指す。そんな方のためにモチベーションが持続する目標の立て方のコツをお伝えします。答えを先にお伝えすると、「3つの目標を用意すること」です。詳しく見ていきましょう。
継続力を高める目標の立て方1: 理想的な目標を立てる
まず立てるべきは「理想的な目標」です。多くの人はこの目標のみを立てているのではないでしょうか。例えば現在TOEIC800点の人が6か月以内に900点を取るといったゴールを掲げ、一日の勉強の目標として問題集を30ページ進めると決めたとしましょう。
果たしてそれが現実的なのか、一度自問自答してみると良いです。もしそれが現実的ではない場合、仮に20ページ頑張ったとしても、目標未達となりますから十分に満足できません。過度な目標になっているわけですから、次の日も20ページ、次第に10ページ、5ページ、いつの間にか0ページというようなことも起こり得ます。
モチベーションを維持するために立てた目標がかえって重荷になってしまっては本末転倒です。
継続力を高める目標の立て方2: 最低限の目標を立てる
次に立ててもらいたいのが「最低限の目標」です。これだけはさすがにどれだけ疲れていても、時間がなくてもできるといった目標を考えます。例えば、一日に問題集を1ページ解くといった具合です(1問だけ解く、といった目標もありです)。キーワードは「さすがにこれはできる」です。それくらい手軽に始められ、手軽に終えられるのが最低限の目標です。
継続力を高める目標の立て方3: 中間の現実的な目標を立てる
勘の良い方ならもうお分かりかと思いますが、最後に立てたいのが先述の2つの目標の間にある、「現実的な目標」です。そしてこれが実際に実行に落としこんでいく目標です。これで目標が高すぎる・低すぎるといったことを回避することができます。適度な難易度であり、やり終えたあとに達成感を感じることができる。そういったバランスの良い目標となります。
目標はいつでも変えてOK
定めた中間の目標に向かって挑戦していくと言っても、必ずそれを掲げ続けなければいけないわけではありません。努力を続けながら目標が高すぎる、または低すぎると感じたときには、臨機応変に見直すことをおすすめします。
私自身も毎日HIITという筋トレを行いますが、時に10分弱のものに挑戦することもあるものの、基本的には5分ほどのエクササイズに留めています。それ以上を毎日続けようとしても挫折してしまうことを自分でわかっているからです。一方、同じ5分でもかける負荷は当初よりも大きくなっています。軽い負荷だと満足しない自分になったからです。
このように、やり慣れることによってむしろもっと難易度の高い目標を掲げたいというように自発的な気持ちが出てきたりするものです。ぜひご自身の傾向を踏まえながら、現状のあなたが継続できる現実的な目標を立て、徐々に難易度の高い目標を設定することをおすすめします。
3つの目標設定の仕方はiPECのコーチング概念に基づく
実は今回ご紹介した「3つの目標設定」のやり方は私がiPEC Coachingのプログラムで学んだものです。それまで私は理想の目標を掲げてこそ、満足できる成果が得られると、信じていましたから、このやり方を学んだときにはとてもハッとさせられたものです。
長い挑戦の成功の可否は、適切な目標設定にあると言っても過言ではありません。「継続力」向上をサポートするプロコーチと一緒に取り組みたい方は、ぜひまずはお気軽に一時間の無料相談をこちらよりお申込みいただければと思います。
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