【ん?何か引っかかる】違和感は素通りしないほうがいい
ICF認定コーチの水元です。すべてのカリキュラムを英語で受けてアメリカトップコーチングスクールiPECからも日本人男性として唯一認定されています。
違和感に対してどのように接していますか?
突然ですが、最近何かに違和感を覚えましたか?違和感は突然やってきては、すぐに消えてしまったりするのではっきりと覚えていないかもしれません。違和感を覚えたとき、普段どのように対処されているでしょうか。それについて何かを吟味するでしょうか。あるいは、「ま、いっか」とやり過ごすでしょうか。
違和感は耳を傾けてみる価値がある
経験則ですが違和感は過去の体験や直感によって生まれます。何かしら普段と異なる事象に出くわしたときにそれを感じるはずです。そうであるならば、そこには何かしらの発見があると思うのです。だからこそ、その内なる声に耳を傾けてみる価値があると思います。ちなみに直観力はiPEC流に言えばレベル6のエナジーがはたらいているときに感じやすいものです。クリエイティブな人、新たなビジネスアイデアで人を驚かせるような人に現れやすいエナジーと言えます。
例えば、お客さんと会話しているときの違和感。自分の発言に対する相手の反応が、自分が予想していたもの、あるいは普段その人が見せるものと違うなと、とっさに感じ取ったとします。そのときに直接的にそれを相手に伝えるか伝えないかはどっちが正しいもないでしょう。ただ、相手と別れた後に少しばかり立ち止まってその原因について考えてみると良いと思うのです。言葉にしない何かを相手は伝えていたかもしれませんから。
違和感はコーチングでもとても大事に扱う
実はコーチングを行っている際に私も違和感をとても大切にしています。コーチの問いかけに対する相手の答えに何か引っかかることがあるとき「もし間違っていたら言ってくださいね。」と前置きした上で、私が感じたことを口にしていいか相手の許可を取ってから、共有します。例えば「ひょっとして〇〇というように考えていましたか?」というように。
そしてそれは当たることが多い。これは占いのような類ではありません。あくまでその方とのこれまでのやり取りだったり、その瞬間に見せたしぐさ・表情・声質・発言内容などから感じ取るものです。無意識に、相手が直接的・間接的に見せたり伝えたりするどんな微細なこともキャッチしたい、そんな思いがそうさせています。
そういった観察の共有は相手にとって価値的なことが多いはずです。なぜなら本人も言語化できていなかったりすることだからです。
次に違和感を感じたときにあなたはどう向き合いますか?
違和感はふとやってきます。次に違和感を覚えたら、ぜひそれを素通りさせず、その正体を確かめてみてください。きっと何かしらの新発見があるはずです。
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