【聞くは会話の出発点】英語のリスニングスキルを継続的に伸ばすコツ3選
ビジネスコーチ兼英語コーチの水元です。米国大学卒業後、消費財→マーケティングリサーチ→人事コンサル業界での実務経験を経て現在はコーチングを提供しております。
今回は会話の出発点である聞く力を伸ばすべく、英語のリスニングスキルを伸ばすコツを3つ紹介します。
冒頭に注意を払う
英語のリスニングでは、文章の冒頭部分に特に注意を払うことが重要です。なぜなら、英語では多くの場合主語の直後に動詞が続くという文法ルールがあるため、文章の冒頭を聞き逃すと後続の内容を理解するのが難しくなるからです。
日本語では後半に注意を払ってもなんとなく意味がつかめることがありますが、英語では最初からしっかりと耳を傾ける必要があります。例を出すと、日本語では、「私は先週の土曜日に、高校時代の友達と久しぶりに買い物に出かけた。」となるのに対し、英語では”I went shopping with my friend back in high school that I didn’t see for a long time.” というようになります。そのため、冒頭のI went shoppingが聞き取れないと、どんなことをしたのかがつかめなくなってしまいます。
各単語の発音を確認する
リスニングの練習にYouTubeやTEDなどの動画を利用する方もいらっしゃると思います。こうした字幕をONにできる動画や音声については、字幕を表示して各単語の発音を確認することが重要です。動画で話される単語を、自分も同じように発音できるかを確認することで、リスニング力の向上につながります。
実は、正確な発音こそリスニング理解に直結するのです。誤った発音の覚え方をしていると、当然その単語の実際の発音を聞いたときに理解できなくなってしまいます。単語を覚える際は、発音記号にて発音も合わせて確認することをおすすめします。
リエゾンを理解する
英語のリスニングにおいて、リエゾン(連結)は重要な要素の1つです。リエゾンとは、単語間や音節間で発生する音のつながりのことを指します。いくつか例を出してみます。まず、子音と母音の間に生じるリエゾンです。例えば、”can”と”you”の間には”n”と”y”の間にリエゾンが生じ、”can you”が”キャニュー”のように聞こえます。
次に、子音同士のリエゾンです。例えば、”next time”の”t”と”t”の間にリエゾンがあり、”next time”が”ネクスタイム”のように聞こえます。
最後に、母音同士のリエゾンです。例えば、”I am”の”am”と”am”の間にリエゾンがあり、”I am”が”アイヤム”のように聞こえます。これらのリエゾンを理解することで、自然な英語のリスニングをより理解しやすくなります。
まとめ
リスニング力の向上には、冒頭に注意を払うこと、各単語の発音を確認すること、そしてリエゾンを理解することが重要です。これらのコツを活用しながらリスニング力向上を図ってください。
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