【明日は仕事か・・・】連休明けの仕事がイヤになる理由と前向きになるコツ
連休の最終日の夜に、明日からまた仕事が始まる事実に億劫になるのは珍しいことではありませんが、その理由は人によって異なるのではないでしょうか。
今回は、代表的な理由とその対策をご紹介しています。
ICF認定コーチの水元です。アメリカ最高のコーチングスクールの一つとされるiPECから唯一認定されている日本人男性コーチでもあります。肉体と同様、メンタルは鍛えることができます。メンタルが強いと言われる人の中には、天性的にそうである人もいるかもしれませんが、やはり出会った人、考え方、育った環境などに影響されている部分が大きいはずです。私自身もコーチングを学ぶことで、考え方が大きく変わり、人生をより前向きに捉えられるようになりました。
では早速見ていきましょう。
連休明けの仕事がイヤになる理由と前向きになるコツ1: 大量の仕事が待っている
たくさんの仕事を残したまま連休を迎えると、連休明けの仕事が億劫になるものです。もちろん連休前に終わらせておきましょうとは言いません。それはそれで取り組めることかもしれませんが、ここでは多くの仕事を抱えた状態で連休明けの仕事に向き合うことを前提に話をしていきます。その大量の仕事のうち、連休明けの初日に絶対に終わらせないといけないのは全体の何%でしょうか。50%?30%10%?そう考えてみると、想像していたほど仕事量は多くないかもしれません。時間には限りがあります。すべてを一気にやろうとせず、適度なバランスを保てるように分配してみましょう。
連休明けの仕事がイヤになる理由と前向きになるコツ2: 苦手な人に会わないといけない
上司・部下・同僚・お客さんなど、社会に生きていると様々な人に相対しますが、苦手な人と接することを考えると、仕事に戻るのが苦痛に思うこともあるでしょう。連休時にそういった方との距離を離すことができていたのでしたら尚更です。
その苦手な方を思い浮かべてみてください。好きや嫌いは直感的・生理的なものだったりもするので、普段はあまりよく考えないかもしれませんが、その方を苦手とする理由はなんでしょうか?話が合わない?一方的に話をされる?高圧的?言うことを聞いてくれない?要求が激しい?いろいろあるかと思います。このうち、あなたがコントロールできることとできないことに分けて考えてみましょう。
コントロールできないこと: その人の発言・行動・態度
コントロールできること: あなた自身の発言・行動・態度
となります。
例えばあなたは上司の仕事の振り方や依頼の仕方が気に食わないとします。人にばかり押し付けて自分は楽をしている、業務内容の伝え方がざっくりしていてわかりづらい、いろいろなケースが考えられます。まずその方が話を聞く耳を持つのであれば、話してみるのが良いでしょう。言い方や態度はあなた次第です。
もし意見をしたら、逆効果になることが目に見えているのであれば、あなたをイライラさせている根本原因に目を向けてみましょう。例えば先ほどの例ですと、仕事を押し付けられたり、わかりづらい仕事の依頼の仕方により、仕事がスムーズに進まず、残業を余儀なくされ、プライベートな時間が奪われ、結果として大切な人と過ごせる時間が少なくなることにイライラしているのかもしれません。
もしそうなのであれば、大切な人と過ごす時間を別の工夫により確保できたり、その質を高めることができれば、上司の言動が変わらなくとも、さほど気にならなくなることも考えられます。あるいは自分だけが忙しいことが腹立たしいと考えるのであれば、それが本当にそうなのかを一度自問自答してみると良いでしょう。確かに依頼された仕事はあなたしか行っていないかもしれませんが、実は上司はあなたがしなくてもよい別の仕事で手がいっぱいなのかもしれません。それにより、丁寧に仕事を依頼することがおろそかになっているとも考えられます。そういった場合に、上司の仕事をむしろ少し手伝うようなことができれば、上司にも心の余裕が生まれ、結果としてあなたの仕事もよりスムーズになることでしょう。
これもまた上司の言動を変えようとしたのではなく、あなたの捉え方と行動を変えた結果です。コントロールできることとできないことを考えてみる。苦手にしている人と接する際にはこれを意識してみてください。ただし、パワハラやセクハラが横行しているようなブラック企業であれば話は別です。思い切って辞めることも考慮しましょう。
連休明けの仕事がイヤになる理由と前向きになるコツ3: 仕事がつまらない
連休明けに限ったことではありませんが、行っている仕事や属している会社がつまらないという方もいるでしょう。これはある意味ラッキーと言えます。なぜなら、本当にやりたいことを考えるきっかけとなるからです。かと言って、休み明けの仕事に行かないという選択は現実的に取りづらい。
そこで、入社前や入社直後に思い描いていた仕事と現状の仕事のギャップを考えてみてはいかがでしょうか。それから、今の仕事について以下の質問に答えてみてください。
- 仕事がつまらないと感じるのはなぜですか?
- 今の仕事を選んだ理由は何ですか?
- 過去どんなときに現在の仕事に面白みを感じていましたか?
- 生まれ変わったらなりたい職業と今の仕事にどんな共通点を見出せますか?
こうした質問に答えることにより、理想と現実のギャップを考えるきっかけとなります。イヤだと感じるのは、自分に対する合図と言えます。そこから何が学べるか、内なる言葉に耳を傾けてください。
まとめ
今回は連休明けの仕事に行きたくなるなく代表的な理由とその対策をご紹介しました。自問自答しながら、心の奥底で自分が何を感じているのか向き合ってみると、より深く自分のことが理解できるはずです。
それでもモヤモヤが晴れなければ、メンタルトレーナーであるコーチと話をしてみるのも効果的です。特にICF認定コーチであれば国際基準のコーチングにより、新たな視点で物事を考えるきっかけとなります。私自身もそのうちの一人です。特に外資系企業にお勤めの方の職場でのパフォーマンスの向上やメンタル面の成長に寄与することにフォーカスしております。無料のコーチングセッション(60分)も提供しておりますので、気になる方はぜひ以下よりお申込みください。
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