【英語脳から始めなくても大丈夫!】日本語で考えて英語のスピーキング力を伸ばす方法
米国大学卒 (TOEIC: 955点)→消費財営業→マーケティングリサーチ→人事・組織コンサルを経てビジネスコーチになった水元です。アメリカで最高のコーチングスクールの一つと称されるiPECから唯一認定されている日本人男性コーチです。普段日英両方でコーチングを提供しています。
日本語を英語に変換するメリット
先日こんなツイートをしました。
確かに英語を英語のまま理解することができる、いわゆる英語脳を鍛えることができたら、それに越したことはないかもしれません。一方、日本語で考えた文章を英語化するメリットもあると思うのです。それは、自分が言いたいことがベースになっているため、その英語を自分事として覚えやすくなるという利点です。
使わない英語表現は大事だと言われても覚えづらい
参考書やYouTube動画を見て、「この単語や表現オススメだからぜひ使ってみてください」と教わったことはありませんか。そういったもののうち、難なく使えるようになったものはいくつくらいあるでしょうか。もしパッと思い出せないとしたら、きっとそれらは一般的には便利と言われているものの、あなたご自身にさほど重要なものではなかったのかもしれません。なぜなら本当に必要であれば、脳はそれを必死に覚えようとするものだからです。
優先すべきはあなたが日常的に使う表現
だからこそおすすめしたいのが、あなたが普段使う日本語こそ優先して英語表現を覚えてしまうということです。つまり出発点は日本語になります。よく独り言のように朝から自分が取るアクションを英語にしてみようと言われたりします。あれは実際とても効果的です。一方、優先順位を付けないと起こりがちなのが、午後を迎える頃には疲れ果ててしまったり、飽きてしまったりすることです。
そのため、あなたが英語を話したい場面やトピックを厳選して、優先順位の高いものから英語化してみることをおすすめします。ちなみに、翻訳アプリとしてはDeep Lがとても精度が高いです。使ったことない方はぜひお試しください。
日→英の高速回転で培う英語脳
そうして一度英語化できたら、日→英の翻訳を頭の中で何度も高速で行っていきましょう。それに慣れてくると、もはや日本語の文章を考えなくてよくなります。言わば自転車の補助輪が勝手に外れるような感じです。この学習の仕方は特にロジカルシンキングなど、左脳を使うのが得意な人に向いていると思います。いずれにせよ英語脳が磨かれます。そこに辿る道筋の違いです。一度試してみてはいかがでしょうか。
ちなみに英語学習継続の妨げになるのが4つのメンタルブロックです。英語だけに留まらず努力を継続することが苦手という方ははこちらの記事をどうぞ。
この記事へのコメントはありません。