【発想の転換】恐怖・怒り・罪悪感・悲しみは見方を変えると急に愛しくなる

コーチング

iPEC認定唯一の日本人男性コーチ&ICF認定コーチの水元です。

ネガティブとされる感情への一般的な反応

恐怖・怒り・罪悪感・悲しみなどは一般的にネガティブな感情とされています。そういった感情を持ったとき、あなたはどんな反応を示すでしょうか。「なんで自分だけがこんな気持ちにならないといけないのだろう。」「自分をこんな気持ちにさせる相手に不快感を抱く。憎たらしい。」そのように反応する人もいるかもしれません。

ネガティブな感情へのコーチング的アプローチ

私が日本人男性として唯一認定を受けているアメリカのトップコーチングスクールiPECでは、すべての感情は意味があって存在するということを提唱します。もちろん、先ほどあげた4つの感情も含めてです。一見できれば経験したくないような感情にどんな意味があるのでしょうか。一つ一つ見ていきましょう。

ネガティブな感情へのコーチング的アプローチ1: 恐怖

恐怖: 恐怖は自己防衛のためにはたらきます。大切なものを失う危険性があるとき、恐怖を感じることで、あなたをその危険から守ろうとします。

ネガティブな感情へのコーチング的アプローチ2: 怒り

怒り: 悲しみと同様に怒りはあなた自身やあなたが大切にしている人やものに危害が及ぶ危険性があるときにはたらきます。怒りの度合いが大きければ大きいほど、危害を加えられたくない対象があなたにとって大切なものと言えるでしょう。

ネガティブな感情へのコーチング的アプローチ3: 罪悪感

罪悪感: 罪悪感はなりたい自分になる手助けをします。なりたい自分やなるべく自分が取るべき言動とは異なる言動を取ったときに、人は罪悪感を覚えます。つまり罪悪感は、なりたい自分を思い出させてくれるリマインダーとも言えるのです。

ネガティブな感情へのコーチング的アプローチ4: 悲しみ

悲しみ: 悲しみは、大切なものへの感謝の念を思い出させるためにはたらきます。そのため、失ったモノ (人・夢・希望)に対して抱く感情であります。また、自分・他人・状況に対してがっかりしたときにも悲しみは生まれます(期待の表れ)。自分にがっかりしたということであればそれだけ自分の可能性を信じることができていたということではないでしょうか。

まとめ

これら4つに共通していることは、そういった感情をもつ対象物に対する愛があるということです。大切にしているものがなければ、失いたくないものがなければ、夢や希望、自分への期待がなければ、そういった先述の感情さえ湧かない。そう思ったら、これら4つの感情を感じられること自体が素敵なことだと思いませんか。

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